はじめに
こどもメガネに限らずな話しとも思いますが、
「これが似合うんじゃないかな」という“親の意見”と、おこさん本人の「これがいい!」が食い違うシーンは珍しくないのではないでしょうか。
実際にトマトグラッシーズの取扱店舗様に伺ってみると、購入時の1シーンとしてそういったお話もいただきます。
そんなシーンに出会われた親御さまに、ぜひともお目通しいただきたい記事となっております。
結論:できるだけおこさんの気持ちを尊重してあげてほしい
正解があるわけではないですが、特に弱視などの治療用の眼鏡として購入する場合には、できるだけおこさんがかけたいメガネを選ばれることをオススメします。
治療用のメガネは基本的に寝ているとき以外、かけ続けることが前提のメガネとなります。
仮におこさんの意見をおしのけて親御さんが望んだ(似合うなと思った)メガネを購入しても、そもそもメガネをかけてもらえない状況になったらメガネで治療をするという目的は果たせません。
以前、小児の斜視・弱視に注力されている眼科様を訪問した際にも、似たようなことを言われていたことがあります。
その眼科様は、検査用のメガネもおこさまがかけたい色を自分の意思で選択できるように、色々なカラーのものを取りそろえられていました。
「弱視治療のためのトレーニングをするときにも、こどものやりたい意思がそこにあるかないかで取り組み方が全然変わってきます。」
「なのでできるだけ気分があがるように環境を整えていますし、おこさんがやる気になってくれるように声がけをしたりしています。」
確かにな、と納得させられた瞬間でした。大人でもこどもでも、自分の「やりたい」意思がないことにはどうしても消極的になってしまうものですよね。
メガネ選び&メガネ購入後のエピソード
メガネ購入時/購入後の選び方にまつわるエピソードを、スマイルキャンペーンのご回答より抜粋してご紹介します。
みなさまのメガネ選びの参考になりましたら嬉しいです。
「はじめは、メガネに全然興味を示してくれなかったのですが… 沢山のメガネがある中で、「くまちゃん」の可愛いイラストが気に入り、こちらのメガネに決めました。
周りの方からも 「くまちゃんのメガネ可愛いね!」 と言ってもらうと、とても嬉しくてニコニコになります。」(3歳、はじめてメガネを購入)
「メガネ屋さんで娘の好きな水色と紫色のフレームがあり、娘が可愛いと喜んでくれて、これから親としてサポートしてあげたいと前向きになりました。」(3歳、はじめてメガネを購入)
「初めてのメガネでしたが、可愛いデザインとピンク色が気に入り、抵抗なくかけてくれました。」(3歳、はじめてのメガネ購入)
「緑色が好きな子なので、緑のメガネをさがしていました。キレイなクリアーカラーの緑のフレームがあるトマトグラッシーズの豊富なデザインに助けられました。今ではお気に入りで積極的にメガネをかけてくれています。」(4歳、はじめてのメガネ購入)
「クリアな茶色で顔なじみがよく、親の私が気に入って購入しました。とても可愛いです。メガネデビューで保育園に行く朝、見られたくない、恥ずかしいと、手でメガネを隠していたので心配しましたが、夕方お迎えに行くとみんなに可愛いって言われた!と、とてもルンルンでした。」(3歳、はじめてのメガネ購入)
「初めてのメガネで本人も不安でしたが、色々なデザインがあり、大好きなユニコーンフレームを見つけてとても喜んでメガネを着用できるようになりました。」(7歳、はじめてのメガネ購入)
「眼鏡を選ぶ時、ジェームス(機関車トーマスの)の赤!が良いって話していた息子。赤と黒の組み合わせがジェームスっぽいねって話して決まったのでぼくのメガネはジェームス眼鏡なんだよ!って色んな人にお伝え。 まだまだ眼鏡生活に慣れていないため嫌だという時もジェームス眼鏡さんが駅で待ってるよってお話をして眼鏡をしてもらってます。」(3歳、はじめてのメガネ購入)
「初めてのメガネ。フレームを自分で選んだので気に入っているよう。 最初はお友達に誰?と言われることもあったらしい。今は頭良さそうと言われるらしい…」(7歳、はじめてのメガネ購入)
メガネ選びに関するエピソードですが、上記のような「自分で選んだ…」というようなお声が多かったです。
親御さんの意見で選ばれたケースでも、周りの前向きな声がけによって喜んでかけてくれているという事例もありましたね。
購入時に気に入ったものを選ぶことも大事ですが、周りがメガネ装用について前向きになれるように働きかけることが大事だと、改めて思いました。
ワケありのときは、周辺アイテムも活用して折り合いをつける
メガネ選びのハナシに戻りますが、もろもろの優先順位を考えた時におこさんの希望に応えてあげられないことも現実にはあると思います。
・親の気持ちとしてかけてほしいものが他にある
・通っている施設のルールで派手な色が選べない
・希望する色と形のものが店頭には揃っていない
・治療用メガネとして大切なズレにくさにつながるサイズが合うことを優先すると希望がかなわない
そういったときの方法としては、メガネケースなどの周辺アイテムも活用して納得感をつくってあげることかなと思います。
メガネ屋さんでは購入時に、メガネケースをサービスで付けていただけることもしばしば。
メガネケースを希望のいろのものにすることで、こどもさんの気持ちが落ち着いた、というようなお声もお聞きしたことがあります。
希望を叶えてあげることが難しときには、手段の一つとしてご検討ください。
別記事では、オススメのメガネケースやアレンジアイテムをご紹介しております。参考になりましたら幸いです。
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