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斜視・弱視治療とメガネの関係
弱視治療用のこどもメガネをかけるとき、メガネのフィッティングには特に気を配っていただきたいです。
メガネのかけ心地が悪いとおこさまはメガネを嫌がりますし、適切な位置に固定されていないとメガネレンズの視力矯正機能を十分に活かすことができないからです。
特に、こどもメガネがはじめてで慣れていないおこさまは
特にメガネをかけたときの「違和感」を感じやすいので
その違和感をできるだけ緩和してあげることがメガネ生活になれるためには大切です。
あまり意識することは無いのですが、
メガネを顔にベストな位置で固定するには、左右の耳と鼻へのかかり具合のチェックが重要です。
この記事では、どういった状態が望ましいのか?を参考画像をもとに解説いたします。
●チェックポイント①|耳へのかかり具合(先セルの耳へのかかり具合)
メガネの耳にかかる先端の部分を「先セル」「モダン」と呼びます。
この先セルのかかり具合が悪い状態、例えばゆるいとめがねが固定されずにさがってきたり、
逆にきつすぎると耳の後ろに先セルが当たりすぎることで痛みを生じたりしてしまいます。
トマトグラッシーズはこの先セルのとりつけ位置を変えることができます。
(詳しくは、こちらの記事をご覧ください)
メガネのかかり具合が適切か?は購入の眼鏡店さまに相談してみてもらうとよいでしょう。
パッとみて、耳の後ろに隙間がないか?はチェックして必要に応じて眼鏡屋さんで調節をしてもらうと良いと思います。
●チェックポイント②|レンズの中心と、瞳の中心が一致しているか?
視力矯正、とりわけ弱視等の治療の一環でメガネをかける場合には、
医師から処方(指示)された度数による矯正を行っていくことがとても大切になります。
メガネのレンズの性能をフルに発揮するためには、レンズの中心部分と
おこさまの瞳の中心とが一致していることが重要になってきます。
かけ心地の面からのアプローチでは、不快感なく鼻位置で固定されていることも大切ですが、
レンズの度数という光学的な側面では、瞳の中心とレンズの中心部分を一致させることがとても重要です。
もし日常生活の中で、おこさまのメガネがずり落ちて鼻眼鏡のようなかけ方になっているようでしたら
早急に購入店での調節を依頼するようにしましょう。
フィッティング機能の解説動画
2つのポイントを簡単に動画にまとめました。
実際の調節については、繰り返しになりますが必ず眼鏡店で行っていただくようにしてください。
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